河東線「信州中野〜木島」区間の廃線について


木島線は大正14年に開通し、沿線の皆様の足としての役割を果たして参りましたが、昭和42年の年間旅客数231万人をピークに、昭和50年には181万人、昭和60年93万人、平成5年60万人、平成12年には42万人に激減し、実に全盛期の18%の輸送量となりました。

当区間は昭和50年より大幅な赤字路線でありましたが、公共交通機関としての社会的役割を果たすため、他部門からの内部補助等を行い運行してまいりました。平成5年にはワンマン化、駅の無人化等可能な限りの合理化策により維持を図ってまいりました。

しかしながら、旅客の減少と施設の老朽化が進むなか、弊社といたしましてもこれ以上当区間を維持することが至難な状況となりました。

関係自治体と協議を進めて参りましたが、木島線廃止の同意を得たことから、平成13年3月29日(木)に国土交通大臣に鉄道事業廃止届出書を提出いたしました。

75年余に及ぶ永い間、沿線地域の住民の皆様に支えていただきました本線を廃止する事は誠に忍びがたいものではございますが、平成14年3月末日をもちまして廃止することと致しました。

廃止予定日からの代替輸送サービスにつきましては、国土交通省が関係地方公共団体および利害関係人の意見聴取をすると共に、沿線市町村で構成する長野電鉄木島線対策協議会と長野県及び沿線市町村で構成する長野電鉄木島線問題連絡調整会議と弊社の間で協議いたしております。

〈廃止届出 対象区間〉
路線名 区間 営業キロ
河東線 信州中野〜木島 12.9キロメートル

(長野電鉄公式リリース文)